ZEH住宅は、「一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅のこと」で国が政策目標として進めていますが、単に省エネで快適性がある住宅というだけでなく災害時に役立つ構造とシステムを備えています。こちらでは、ZEHが災害の対策になる理由を紹介していきます。
ZEH住宅は、再生可能エネルギーを導入することが定義されているため、太陽光発電システムが設置されています。そちらを利用すれば災害が起きた際の停電対策に役立ちます。
災害が発生して停電になったら電化製品は全て使えなくなります。照明や冷暖房、冷蔵庫やIHコンロなどが使用不可になれば、たとえ1日の停電であっても大きな不便を及ぼすことになるでしょう。
しかしZEH住宅であれば、太陽光発電システムを設置しているために太陽が出ている時間帯であればリアルタイムで電気を自給自足することができます。
さらに、蓄電池を設置しているZEH住宅であれば、太陽の出ていない夜中や天気の悪い日であっても蓄電していた電気を利用することができる大きなメリットがあります。
もう一つ、省エネ家電を設置しているかも消費エネルギー量に関わってきます。停電が数日続くような災害レベルになれば、1日に利用するエネルギー量を抑えられる省エネ家電が備わっているかも重要になってくるからです。そのため、エアコンや冷蔵庫などの家電は「統一省エネラベル」をチェックして購入しましょう。
統一省エネラベルとは、規定の製品に対し、製品の省エネ情報が一目で分かりやすく判断できるよう表示されたラベル制度です。「5つの星」があるのが目印で、黄色で塗られた星の数が多いほど省エネ性能が高い製品になります。☆のほかにも省エネ基準達成率や、年間の目安電気料金(または目安燃料使用量)などもわかりやすく表示されています。
省エネを意識した電化製品を揃えることで、日常のランニングコストや災害時の電気消費量を抑えることができます。
ZEH住宅は優れた断熱性が求められます。この断熱性は、国土交通省によって定められた数値による断熱性能等級が決まっており、ZEHは断熱性能等級は「断熱等級5」を満たす必要があります。
この断熱等級5を満たすためにZEH住宅には高断熱材や断熱性能が高いトリプルガラス・樹脂サッシなどを設置します。こうすることで、従来の冷暖房の頼っていた空調エネルギーを削減しながらも1年中快適な住環境で過ごすことができるのです。
つまりZEH住宅であれば、災害時が夏であっても冬であっても住まいの中にいる限りは冷暖房に頼らずに一定の快適さを保って過ごせるメリットがあります。
建物の耐震性には、1から3までの等級に分かれた「耐震等級」があります。住宅を建築する際、建築基準法で定められた耐震性をクリアする必要があり、その最低ラインが耐震等級1です。最低ラインといっても、震度6程度の揺れで倒壊しない耐震性を持っています。
現状のZEH住宅は等級2、あるいは等級3とされています。等級3とは等級1の1.5倍の耐久性があり、警察署や消防署レベルの建物であるため、震度7レベルの地震であっても最小限の被害で収まる範囲と言えるでしょう。
2025年4月以降は耐震性能が改正されることになっています。現行の壁量の確認法に新たにZEH水準等の基準が追加され、耐震等級3が求められることなりました。太陽光発電システムの設置や断熱材の強化、開口部の高性能化などで建物じたいが重量化していることで、安全性を確保するため構造規定を見直すことになったのです。
災害時は水道管のダメージによって断水してしまうこともあります。断水になれば飲み水や調理に影響が出るだけでなく、トイレの排水にも困ってしまします。しかし、ZEH住宅には夜間に安い電気でお湯を作れる設備としてエコキュートなどの貯湯式給湯器が設置してあります。
エコキュートは370~460リットルのお湯を溜めておくことができるため、家族4人の家庭であっても大事に使えば3日~4日分の水の供給に充てることができ、災害時の不自由が軽減されます。
ZEH住宅は、断熱性能を大幅に向上させるとともに再々可能エネルギーシステムを導入して、室内環境の向上と省エネルギーを実現する住宅のことです。しかしZEH住宅は、災害の多い日本においては、数日間の電気エネルギーや水の確保、空調を使わなくても一定の温度が維持できる断熱性など多くのメリットが備わっています。
近年は、台風や地震といった災害が増えているので、ぜひZEH住宅の耐災害構造に注目してみてください。
省エネ住宅よりも性能の高い住宅(ZEH)が建てられる「ZEHビルダー」のうち、6つ星(最高評価)の埼玉県の住宅会社を3社ご紹介します。また、地震大国の日本において、安全に住み続けるための「耐震性」も注目したいポイント。そこで、耐震等級も最高ランク(耐震等級3)の会社を選出しました。新しい家での快適な暮らしを求めるご家族は、ぜひ注目してみてください。



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「省エネ住宅×
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画像引用元:岡田工務店公式サイト(https://g-labo-house.com/works/2023/04/new-31.html)
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