ZEHは、エネルギーをあまり使わなくても快適な住環境にすることを目標にしています。その定義の住環境を叶えるには、優れた断熱材などを使い家全体を包み込む家にすることが重要な要素となります。こちらでは、ZEHに求められる断熱性能について紹介していきます。
ZEHと認定されるには、高い断熱性と気密性、高効率設備を整える必要があります。その中の“断熱性”でZEHに求められるのは断熱性能等級5という基準です。
断熱性能等級とは、国土交通省が定めた新築住宅の温熱環境評価指標のことです。断熱性能等級には「1~7」までの7段階に分類され、UA値(外皮平均熱貫流率)と、ηAC値(イータ・エー・シー:冷房期の平均日射熱取得率)から評価されます。
ZEH認定基準の断熱等級5を目指すには、断熱材の種類や厚みを変えたり、断熱性の高いドアや窓を設置するなど断熱効果の高い仕様を選ぶ必要があります。
断熱性能等級を評価する際に必要な数値である「UA値(外皮平均熱貫流率)」とは、外皮1平方メートル当たり、平均して何wの熱が逃げるかを表すものです。外皮とは家を包む外側部分のことで「壁・屋根・床・窓」などのことを指します。
UA値は“熱量の逃げやすさ”を表す数値なので、数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性や省エネ性能の高い住宅ということになります。
【UA値の算出法】
※W=逃げる熱量のこと、㎡=外皮面積、K=室内外の温度差
日本は地域によって外気温の温度差が大きいため、8つの地域に分けたUA値基準を定めています(※)。そのため高断熱基準に評価される数値もエリアごとに異なり、例えば札幌では「0.4」、埼玉では「0.6」と差があります。
Q値とは、UA値以前に使われていた断熱性能を表す数値のことです。2013年の省エネ基準改正から、Q値に代わる指標としてUA値が用いられるようになりました。
Q値は「熱損失係数」を指し、住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを表します。
UA値との違いは、換気による熱の損失を含む点と、建物の延べ床面積のみで数値を算出する点です。住宅の断熱性能をより正確に判断するため、2013年の省エネ基準改正からUA値に変わりました。
UA値を下げ、ZEHを目指せるような断熱性の高い住宅を建てるためには、壁や床、天井などに設置する建材にこだわる必要性があります。これらの各部位に断熱効果が高い断熱材を設置できるかどうかで、省エネ効果が決まってくるからです。
こちらでは、断熱材の種類や性能の観点からZEH基準を満たすために必要な建材の選び方を紹介していきます。
断熱材の種類は、「繊維系」「発泡プラスチック系」「天然素材系」の3つに大きく分けられます。その中でも多く流通しているのがガラスを繊維状にして凝縮させた「繊維系」と、プラスチックを発砲させて気泡に空気を含ませる「発泡プラスチック系」です。
これらはさらに分類され、その種類によって熱伝導率などの性能が変わってきます。
断熱性能の高さは、下記の断熱材の性能を参考にして選ぶことが大切です。
断熱材の厚みは、木造や鉄筋コンクリートなど建築物の条件や、用いる部位、地域によっても厚みが変化します。
埼玉県は夏に非常に暑くなる地域で、特に内陸部では気温が高くなりやすく、また、冬になると冷え込むことが多くなり、特に夜間の冷え込みが厳しくなります。断熱性能が高い住宅を選択することで、夏は外部からの熱の侵入を抑えることができるため、室内が涼しく保たれやすく、エアコンの使用頻度を減らせます。冬は暖房費の節約や、寒さによる健康リスクを減らすことができます。
埼玉県で家を建てるなら断熱性能の高いおうちを建てた方が、電気代の節約や快適な室内環境の維持が可能になるでしょう。
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省エネ住宅よりも性能の高い住宅(ZEH)が建てられる「ZEHビルダー」のうち、6つ星(最高評価)の埼玉県の住宅会社を3社ご紹介します。また、地震大国の日本において、安全に住み続けるための「耐震性」も注目したいポイント。そこで、耐震等級も最高ランク(耐震等級3)の会社を選出しました。新しい家での快適な暮らしを求めるご家族は、ぜひ注目してみてください。



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画像引用元:岡田工務店公式サイト(https://g-labo-house.com/works/2023/04/new-31.html)
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