パッシブハウスとZEH、どちらも省エネのイメージはあるけれど、具体的にどう違うか分からない…そんな方へ、パッシブハウスとZEHの違いを解説します。
省エネ住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひ検討の参考にしてください。
パッシブハウスとは、建物の断熱性・気密性を極限まで高める設計で冷暖房に頼らない快適な室内環境を実現する国際基準の省エネ住宅です。
それに対しZEHは、住宅を高断熱化し、使用するエネルギーを太陽光発電などの創出エネルギーでまかない、1年間で消費するエネルギーの量を正味ゼロまたはマイナスにすることを目指した住宅。
パッシブハウスとZEHは、緻密な住宅設計でエネルギー消費そのものの削減を目指すか、高断熱と創エネで一次エネルギーの消費量を減らすかという点で違いがあります。
パッシブハウスの基準は、年間冷暖房負荷が15kWh/㎡以下、年間一次エネルギー消費量が120kWh/㎡以下、50Paの加圧時の漏気回数が0.6回/h以下という条件が定められています。これらの基準を満たし、さらにパッシブハウス・ジャパンから認定を受けないとパッシブハウスと名乗ることはできません。
一方、ZEHは、断熱等性能等級5以上、一次エネルギー消費量等級6を同時に満たしていることが基準です。高断熱と省エネによってエネルギー消費量を20%削減した上で、残りの消費量をすべて創エネでまかなえる状態であればZEH住宅と言えます。
※参照元:パッシブハウス・ジャパン(https://passivehouse-japan.org/biz/tool/phpp/
AERA HOME(https://aerahome.com/column/homeloan/250219106/)
パッシブハウスの認定を受けるには、パッシブハウス・ジャパンに登録された建築会社を選び、一般社団法人「パッシブハウス・ジャパン」の審査を受ける必要があります。
ZEH住宅と認定されるには、経産省のZEHビルダー制度の認証を受けた建築会社や工務店への建築依頼が必要です。業者が取得している認定制度が異なるため、パッシブハウスとZEHのどちらを建てたいかによって依頼先が変わる場合があるでしょう。建築会社の持つ認定の種類は早い段階で調べておくことをおすすめします。
パッシブハウスに向いているのは、冷暖房になるべく頼らない暮らしをしたい人です。自然が好きで、太陽光や風などを最大限に活かして地球環境に貢献したい人にも向いています。
パッシブハウスを建てられるかどうかはその地域の気候の特性や日当たりや風通しなどの気象状況も関係してくるため、建築予定地が大きく、土地の周囲に障害となる建物がない場合も向いていると言えます。
ZEH住宅に向いているのは、省エネ機能を備えた家で年中快適に過ごしたい人です。暑い日は冷房を、寒い日には暖房を使うかわりに自分が使うエネルギーはしっかりとつくり、地球環境に負担をかけない暮らしを実現したい人に向いています。
また、都内や住宅密集地などパッシブハウスの建築が難しいと言われた土地でも、ZEH住宅なら建築可能です。
パッシブハウスとZEH住宅は、それぞれ基準や認定制度、施工方法に違いはありますが、どちらも地球環境を守ることに貢献できる住宅です。一次エネルギーをなるべく使わない暮らし、使うエネルギーは自分で賄う暮らし、どちらも脱炭素社会の実現を目指すために重要なことから、今後もさらに普及していくことが考えられます。
パッシブハウスとZEH住宅のどちらを建築しようか迷ったら、まずは施工事例をチェックして、それぞれの認定を持つビルダーや工務店に相談してみましょう。
省エネ住宅よりも性能の高い住宅(ZEH)が建てられる「ZEHビルダー」のうち、6つ星(最高評価)の埼玉県の住宅会社を3社ご紹介します。また、地震大国の日本において、安全に住み続けるための「耐震性」も注目したいポイント。そこで、耐震等級も最高ランク(耐震等級3)の会社を選出しました。新しい家での快適な暮らしを求めるご家族は、ぜひ注目してみてください。



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画像引用元:岡田工務店公式サイト(https://g-labo-house.com/works/2023/04/new-31.html)
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