パッシブハウスでは、高性能を実現するために、質の高い断熱材や高気密性の窓、熱交換型の換気システムなどが必要になります。そのため、一般的な住宅よりも建築費用が高額になりがち。
また、住んでからの維持費も高額になりやすく、定期的なフィルター・パーツ交換などにかかる費用を負担に感じるケースがあります。
そのほか、「パッシブハウスを建てられる施工会社が少ない」というのも後悔しやすいポイント。パッシブハウスの建築には高度な技術力と専門知識が求められるため、「パッシブハウスに対応できる会社がなかなか見つからない」というケースもあるようです。
パッシブハウスでは、しっかりと太陽光を取り入れるために立地や間取りが制限されることがあります。
また、パッシブハウスだからといって冷暖房が不要になるわけではありません。あくまでも「少ないエネルギーで快適に暮らせる」のがパッシブハウスですから、エアコンが必要になるときもあります。
さらに、高気密・高断熱を実現した室内では冷暗所を確保しにくいため、「食品が傷みやすくなる」というデメリットもあります。
パッシブハウスのデメリットをご紹介してきましたが、パッシブハウスにはメリットもたくさんあります。
たとえば、「一年中快適な温湿度を保てる」、「光熱費を大幅に削減できる」、「結露やカビが発生しにくい健康的な住まいを実現できる」といったメリットには、デメリットを上回るほどの魅力があります。
とくに「冷暖房の力を最小限にして、年中快適な温湿度を保ちやすい」という点はパッシブハウスならではのメリットです。
また、高性能なパッシブハウスは将来的に価値を維持しやすく、資産価値が低下しにくい点も大きなメリットといえるでしょう。
パッシブハウスの建築に対応できる会社は多くありません。そして、その中でも「パッシブハウス認定住宅の建築実績がある」「C値の提出が可能である」といった点をクリアしている会社を選ぶことが後悔を避けるポイントです。
また、設計段階から密にやり取りできる会社なら、設計における後悔リスクを避けることができるでしょう。
パッシブハウスは初期費用が高額になりやすいため、費用をしっかりと確認しておくことが大切です。施工後は光熱費の削減によって経済的な家となる可能性が高いものの、30年ほどのスパンで総支出を考えておく必要があります。
また、省エネ関連の補助金や助成金の活用もおすすめ。各種申請には条件があるため、早い段階から検討しておきましょう。
パッシブハウスの暮らしが自分たちに合うかどうかも確認しておくべき重要なポイントです。
たとえば、パッシブハウスでは窓を開けて換気する必要がないため、「窓を開けて自然通風を楽しむのが好き」という方には向きません。
また、将来的な間取り変化が必要かどうかも考え、パッシブハウスが変化に対応できるかどうかも検討した方が良いでしょう。
パッシブハウスには魅力的なメリットがたくさんありますが、特性を理解していないと後悔する可能性があります。
そのため、費用や間取り、暮らし方などさまざまな点でパッシブハウスを検討し、自分たちの希望やライフスタイルに合っているかを見極めましょう。
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画像引用元:岡田工務店公式サイト(https://g-labo-house.com/works/2023/04/new-31.html)
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