ZEHを安く建てるには?

ZEH仕様の住宅には、太陽光発電などの「創エネ設備」を導入する必要がありますが、導入費用が高いために躊躇してしまう方もいるかもしれません。そんな太陽光発電システムの製品が実質ゼロ円になる「建て得」というプランが存在します。

こちらでは、ZEH住宅の費用相場や建て得の内容を中心に紹介していきます。

ZEH住宅の費用相場

ZEH仕様の住宅を新築する場合、建設価格を延床面積で割った数値である坪単価の相場は80万円前後(導入する建材や設備によって異なる)だと言われています。従来の工法で建てられた建築費は50万円~70万円/坪と言われているため、ZEH住宅の初期費用が高価であることがわかります。

ZEH住宅の建築費が従来の家より高くなってしまうのは、ZEH条件を満たすために太陽光発電設備の導入や高断熱性能・省エネ性能といった高い建材や設備を導入する必要があるためです。

ちなみに、経済産業省のデータ(※)によると、2023年における住宅用の太陽光発電の設置費用(設備費+工事費)は、1kWあたり平均28.8万円となっています。

※参照元:【PDF】経済産業省 資源エネルギー庁「太陽光発電について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/091_01_00.pdf

ZEHを安く建てられる?「建て得」って何?

「建て得」とは、「LIXIL TEPCOスマートパートナーズ」が提供するサービスのことです。「LIXIL TEPCOスマートパートナーズ」は電力自由化で新たに参入した電力合弁会社のことで、「LIXIL」+「東京電力エナジーパートナー」が設立しています。

本来は施主が購入する太陽光発電システムの製品負担をゼロ円にする代わりに、余剰電力売電収入をLIXIL TEPCOスマートパートナーズに15年間譲渡する契約を交わすシステムです。

建て得を活用するメリット

実質0円で太陽光発電設備を設置できる

「建て得」のメリットは、太陽光発電設備が実質0円になることです。

流れとしては、まず依頼主は太陽光発電設備を導入する際に信販会社を通して15年ローンで購入します。しかし、そのローンの返済は施主ではなくLIXIL TEPCOスマートパートナーズが信販会社に月々支払います。

その支払いの代わりに、施主はLIXIL TEPCOスマートパートナーズに15年間余剰電力売電収入を譲渡する形にするため、依頼主は「実質0円」で設置できるのです。

毎月の電気代が安くなる

太陽光発電システムを導入するということは、自宅で電力を創れることです。そのため、昼間に消費する電力はほぼ0円で賄えます。また、それ以外の電力もLIXIL TEPCOスマートパートナーズが安く電力を提供してくれるので、月々の光熱費を大幅に削減できるメリットがあります。

建て得の種類

LIXIL TEPCOスマートパートナーズが提供する「建て得」には、住宅の仕様(ZEH仕様、ZEH Oriented以上、リフォームなど)、工事費負担の有無、蓄電池設置の有無によって幾つかの種類があります。こちらでは各プランの条件や特徴を紹介していきます。

建て得でんち・建て得でんちプラス

【設置条件と特徴】

  • ZEH仕様住宅であること
  • 太陽光発電システム容量が8kW以上(建て得でんちライフの場合は5kW以上)
  • 大容量蓄電池(11.5kWh)の設置
  • 日中発電した余剰電力を譲渡
  • 太陽光発電システムの製品代は実質ゼロ円(工事費と蓄電池費は自己負担)

建て得でんち・建て得でんちプラスが他と違うのは、蓄電池設備が組み込まれていることです。昼間の余暇電力を蓄電池で充電できるため、太陽光で発電できない夜間に電力を使うことができます。

建て得ライフ

【設置条件と特徴】

  • ZEH仕様住宅であること
  • 太陽光発電システム容量7kW以上(一般地域)
  • 太陽光発電システムの製品代は実質ゼロ円(工事費は自己負担)
  • 日中発電した余剰電力を譲渡

「建て得」の基本的なスタイルです。

建て得スマイル

【設置条件と特徴】

  • NearlyZEH、ZEH Oriented以上の性能を充たす住宅であること
  • 太陽光発電システム容量5kW以上(ZEH・一般地域)または7kW以上(改正省エネ基準・一般地域)
  • 太陽光発電システムの製品代は実質ゼロ円(工事費は自己負担)
  • 日中発電した余剰電力を譲渡

立地や面積の問題で屋根面積が取りずらい都市部や多雪地域、日射量が少ないエリアなど、地域制限に配慮したZEHが「NearlyZEH」と「ZEH Oriented」です。そういったエリアに住んでいる方でも建て得を利用できます。

建て得バリュー

【設置条件と特徴】

  • ZEH仕様住宅であること
  • 太陽光発電システム容量が9kW以上
  • 日中発電した余剰電力を譲渡
  • 太陽光発電システムの製品代と工事費が実質ゼロ円

「建て得バリュー」は設備設置の工事費がプランの中に含まれているのが他と違うポイントです。また、太陽光発電システム容量が9kW以上になるため、屋根の大きな住居でないと難しいプランです。

建て得リフォーム・リフォームE

【設置条件と特徴】

  • 「SW工法リフォーム」または「まるごと断熱リフォーム」仕様の住宅であること
  • 太陽光発電システム容量が5kW以上
  • 日中発電した余剰電力を譲渡
  • 太陽光発電システムの製品代は実質ゼロ円(工事費は自己負担)

断熱性を高めるLIXILの「SW工法リフォーム」か「まるごと断熱リフォーム」でリフォームした住宅を対象に導入できるプランです。

まとめ

LIXIL TEPCOスマートパートナーズが提供する「建て得」を利用すれば、最低でも太陽光発電設備の製品代は実質ゼロ円になります。

ひとつ気を付けたいのが、「建て得」は建て得指定工務店である「登録ビルダー」と契約する必要があることです。登録ビルダーは埼玉エリアにも多くあるのでぜひチェックしてみてください。

埼玉で高性能な省エネ住宅が建てられる星6(最高評価)の
ZEHビルダー3選
           

省エネ住宅よりも性能の高い住宅(ZEH)が建てられる「ZEHビルダー」のうち、6つ星(最高評価)の埼玉県の住宅会社を3社ご紹介します。また、地震大国の日本において、安全に住み続けるための「耐震性」も注目したいポイント。そこで、耐震等級も最高ランク(耐震等級3)の会社を選出しました。新しい家での快適な暮らしを求めるご家族は、ぜひ注目してみてください。

コスパ
追加費用を心配せずに
理想の
省エネ住宅を
実現したいなら
岡田工務店
岡田工務店の施工事例の画像
画像引用元:岡田工務店公式サイト
(https://g-labo-house.com/works/2021/12/post-56.html)
特徴
  • 日常生活や省エネ住宅(ZEH)基準の適合に必要な物が標準装備のプランを提供しており、追加費用の心配がない
  • 希望の生活スタイルに合わせた間取りを予算内で実現できる
精密
緻密な住宅設計による
後悔のない家づくりが
したいなら
三幸住宅
三幸住宅の施工事例の画像
画像引用元:三幸住宅公式サイト
(https://www.sanko-jutaku.com/showroom2)
特徴
  • 住宅性能に関する13以上の項目を計算・実測しており、数値でも「高性能」を証明
  • 施工現場で担当責任者と完成イメージを丁寧にすり合わせられる
長持ち
メンテナンス性が高く
孫の代まで住める家を
建てたいなら
江口建設工業
江口建設工業の施工事例の画像
画像引用元:江口建設工業公式サイト
(https://eguchi-tech.com/example/421.html)
特徴
  • メンテナンスが容易にできるよう配慮した家づくりで、長く快適に過ごせる
  • 継ぎ目がなく強固な土台づくりで、家の耐久性低下につながる湿気やシロアリの侵入を予防できる
          【選定条件】
「省エネ住宅 埼玉」とGoogle検索して表示される省エネ住宅対応の施工会社87社(2023年3月17日調査時点)のうち、一般社団法人環境共創イニシアチブが公表している令和4年度のZEHビルダー一覧で、対応可能エリアの中に埼玉県が入っている「ZEHビルダー/プランナー評価が6つ星」の会社を絞り込み。そこからさらに、会社の所在地エリア以外でも積極的に施工を行っている「耐震等級3」の会社を3社選出しました。
以下の特徴をもとに、それぞれ分類しています(※公式サイトに明記されている情報をもとに選定)。
・岡田工務店:3社のうち、ZEHを建物本体価格・建築確認申請費・付帯工事費・付帯諸費用込みの価格で提供
・三幸住宅:設計時に、住宅性能やライフサイクルコストに関わる13以上の項目を計算・測定
・江口建設工業:建物の土台部分と立ち上がり部分を同時に打って強固な基礎を作る「ESB工法」を採用

【特集】
「省エネ住宅×
おしゃれ」
は実現できる?

イメージ

画像引用元:岡田工務店公式サイト(https://g-labo-house.com/works/2023/04/new-31.html)

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