ZEHの種類

ZEHと呼ばれる家にはいくつかの種類があります。ここでは、ZEHの種類やそれぞれの特徴について解説。ZEHってどんな種類があるの?と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
この記事を要約すると、、、
  • ZEHの種類は「ZEH」「Nearly ZEH」「ZEH Oriented」「ZEH+」「Nearly ZEH+」「次世代 ZEH+」に分類される
  • 各種類は地域特性や性能要件によって基準が異なる
  • ZEH+や次世代 ZEH+は高性能化を目指し、追加要件が必要
ZEHの種類は、住む地域や性能目標に応じて選択できます。補助金を最大限活用するには、自分の条件に適したZEHタイプを把握することが重要です。
また、こちらのページでは、ZEH基準の家が建てられることを国に認められた、埼玉県のZEHビルダーを紹介。ただZEHを建てられるだけでなく、最高評価の6つ星を獲得しており、ZEHの普及に特に力を入れている会社なので、ぜひチェックしてみてください。

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ZEHを満たす基準とは

ZEH住宅として定義されるためには4つの基準を満たす必要があります。ZEH認証を受けることで国からの支援補助金や減税などさまざまな恩恵を受けられるようになります。これから建てる家をZEH住宅にと検討中の方は、あらかじめ自分の住む地域が定めるZEH基準を確認しておきましょう。

ここでは、基本的な4つの基準について、それぞれ詳しく紹介しています。

強化外皮基準が0.6~0.4以下

基本的な基準として、強化外皮基準が0.6~0.4以下であることがあげられます。省エネ基準が0.87~0.46以下であることを踏まえると、厳しい数字が定められていることが分かります。強化外皮基準は、建物の壁、断熱材などを含めた外皮の断熱性能を判断する基準です。東京では0.6以下基準となっているものが、北海道では0.4以下基準となるなど地域の特性によって数値は異なります。地域ごとの基準は国土交通省の地域区分新旧表で確認ができます。

基準一次エネルギー消費量を20%以上削減

石油や天然ガスなどを直接エネルギーに変換することで得られるのが一次エネルギーです。この基準では、従来の住宅よりも高い断熱性を備えたり、冷暖房や給湯器のエネルギー効率を上げて利用するエネルギーを削減できる住宅性能を有しているかどうかを判断する基準となります。

電気は二次エネルギーに分類されています。

再生可能エネルギー導入

太陽光や地熱、風力発電などの枯渇することがない自然のエネルギーを利用して作られた電気を再生可能エネルギーと区分しています。ZEH住宅の基準を満たすためには、再生可能エネルギーを生み出すシステムを住宅に導入する必要があります。最もポピュラーで、ZEH取得の基準値を満たすことができる太陽光発電システムは、ZEH取得を検討するうえで欠かせない機器と言えるでしょう。地熱による発電や風力発電を導入することもできますが、基準を満たすことは難しい場合が多いです。

再生可能エネルギー等+基準一次エネルギー消費量から100%以上の削減

太陽光発電システムの導入でエネルギーを創り出し、そのエネルギーを自宅で消費することによって一次エネルギー消費量を削減することができるようになることで、ZEHのサイクルが完成します。石油や天然ガスを100%利用せずに快適に生活できる状態を維持できることが基準です。

ZEH取得のための基準はいくつか種類があり、ZEH住宅の根幹とも言える太陽光発電が見込めない寒冷地、低日射地域、多雪地帯では、75%以上100%未満が基準のNearly ZEHもあります。一方で、一次エネルギー消費量を25%以上の削減が求められるZEH+という厳しい基準もあります。

Nearly ZEHとは

Nearly ZEHは、ZEHに準じた先進住宅で、1年間の一次エネルギー消費量を75%以上削減できる住宅のことです。Nearly ZEHは、太陽光発電などによって創エネが十分行えない地域や、北海道や東北地方の寒冷地や低日射地域、多雪地域が対象となります。

Nearly ZEHの基準

Nearly ZEHは、以下の4項目すべてに適合する必要があります。

  • ZEH強化外皮基準(※)を満たしたうえで、UA値を0.6以下にする
  • 再生可能エネルギー等を除いて、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量を削減
  • 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
  • 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の一次エネルギー消費量を削減
  • ※地域区分:1~8地域(平成28年の省エネルギー基準)

Nearly ZEHは、寒冷地など十分な創出エネルギーが得られない地域にのみ適用される住宅であることから、ZEHよりも再生可能エネルギーで補うべき数値目標が低くなっているのが特徴です。

ZEH Orientedとは

ZEH Orientedは東京23区などの都市部において、太陽光発電などによる創エネが十分にできない場所を対象にした住宅です。対象となるのは、都市部狭小地に建築された住宅、密集した建物によって十分な創出エネルギーが得られない住宅です。ただし、平屋建ては対象外です。

ZEH Orientedの基準

ZEH Orientedの基準は以下の通りです。

  • ZEH強化外皮基準(※)を満たしたうえで、UA値を0.6以下にする
  • 再生可能エネルギー等を除いて、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量を削減
  • ※地域区分:1~8地域(平成28年の省エネルギー基準)

上記2つを満たした住宅がZEH Orientedとして認定されます。たとえば、ZEH基準を満たしつつ断熱性・省エネ性を備えていれば、太陽光発電や蓄電池が設置されていなくても問題ありません。

ZEH+とは

ZEH+は、ZEHよりもさらに高性能な住宅を指します。ZEH+の基準を満たすには、一般的なZEHの条件をクリアしているだけでなく、一次エネルギー消費量を25%以上削減しなければなりません。

ZEH+の基準

ZEH+には指定の高性能機器を導入することが求められており、以下のうち、2つ以上を導入することが条件となります。

  • 外皮性能の更なる強化
  • 高度エネルギーマネジメント
  • 電気自動車を活用した自家消費の拡大措置

電気自動車を使用しているご家庭であれば、ZEH+を目指してみても良いでしょう。

NearlyZEH+とは

NearlyZEH+は、ZEHよりも高性能化した住宅であるものの、創エネが十分にできない寒冷地域や日照率が低い地域が対象の住宅です。Nearly ZEHの基準を満たすだけでなく、一次エネルギー消費量を25%以上減らすことが条件となります。

NearlyZEH+の基準

NearlyZEH+の基準は以下のとおりです。では、以下のうち2つ以上を導入することが求められます。

  • 地域区分ごとに定められているUA値(強化外皮基準)を超えていること
  • HEMSによって、太陽光発電設備等の発電量等を把握したうえで、住宅内の暖冷房設備、給湯設備等の制御が可能であること
  • 再生可能エネルギー・システムによって発電した電力を、プラグインハイブリッド車を含む電気自動車に充電できる設備、または電気自動車と住宅の間で電力を充放電できる設備を導入すること

NearlyZEH+では、上記のうち2つ以上を導入することが求められます。

次世代ZEH+とは

次世代ZEH+は、ZEH+の要件を満たしたうえで、充放電設備や燃料電池などを導入して、さらなる自家消費拡大を目指す住宅のことです。

次世代ZEH+の基準

次世代ZEH+の基準はZEH+の要件に加え、以下のうち1つ以上を選択して導入する必要があります。

  • 太陽光発電システム(10kW以上)
  • 太陽熱利用温水システム
  • 燃料電池
  • 蓄電システム
  • V2H充電設備(充放電設備)

さまざまな種類があるZEHは、それぞれの性能要件次第で補助金が支給される場合があります。省エネ住宅を建てる際に補助金を利用したい方は、下記のページを参考にしてみてください。

ZEHの補助金制度の利用条件や
補助額を見てみる

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埼玉で高性能な省エネ住宅が建てられる星6(最高評価)の
ZEHビルダー3選
           

省エネ住宅よりも性能の高い住宅(ZEH)が建てられる「ZEHビルダー」のうち、6つ星(最高評価)の埼玉県の住宅会社を3社ご紹介します。また、地震大国の日本において、安全に住み続けるための「耐震性」も注目したいポイント。そこで、耐震等級も最高ランク(耐震等級3)の会社を選出しました。新しい家での快適な暮らしを求めるご家族は、ぜひ注目してみてください。

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以下の特徴をもとに、それぞれ分類しています(※公式サイトに明記されている情報をもとに選定)。
・岡田工務店:3社のうち、ZEHを建物本体価格・建築確認申請費・付帯工事費・付帯諸費用込みの価格で提供
・三幸住宅:設計時に、住宅性能やライフサイクルコストに関わる13以上の項目を計算・測定
・江口建設工業:建物の土台部分と立ち上がり部分を同時に打って強固な基礎を作る「ESB工法」を採用

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